アレルギー性鼻炎
アレルギー性鼻炎(花粉症)は、くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目の痒みなどが花粉によるアレルギー反応として出る症状のことです。
春にはスギ(2~4月)、ヒノキ(3~5月)、はんのき(1~6月)、夏にはカモガヤ(4~8月)、ハルガヤ(4~8月)、秋にはブタクサ(8~10月)やヨモギ(8~9月)が原因になることが多いです。当院では症状に合わせて血液検査にて原因の特定を行い内服処方をしております。受診の際はお薬手帳をお持ちください。
日本人の4人に1人がスギ花粉症に悩まされています。
スギ花粉症は、スギ花粉が原因でくしゃみ、鼻水、目のかゆみを引き起こすアレルギー疾患です。
スギ花粉症に関しては、抗ヒスタミン薬内服で症状が軽減されるものの、なかなか症状がおさまらず仕事や学業に支障がでてしまう方も多いです。現在、スギ花粉症の治療法のひとつに、アレルゲン免疫療法があります。
舌の下で治療薬を保持する「舌下免疫療法」のお薬で、自宅で服用できるお薬です。
服用前に、スギ花粉症かどうかの確定診断が必要です。また、適応になるかは症状と年齢、検査結果による総合判断になりますので、希望のかた全員が治療ができるわけではありません。
また1月から5月までは治療を開始することができません。初回処方は、院内で30分間副作用がないかの観察が必要です。
血液検査、プリックテスト等が必要なので、5月から処方を希望のかたは早めに受診をお願いします。