保湿剤について
保湿剤はどうしたらいいの?と困っているお母さまが多くいらっしゃいます。
保湿剤には簡単に2つに分けられます。
①保護型
皮膚表面の保護が目的。水分の蒸発を防ぐ目的
②水分保持型
角質に浸透して、水分を細胞に与える目的
このどちらにもメリットがありますが、問題なのは、小児で保険で出されている保湿にもかぶれる可能性があること。たまに、湿疹がなおりませんとおっしゃる方によくよく聞いてみると「兄弟の保湿〇〇クリームを先生に内緒で勝手に使ってました」というケースがよくあります。もちろん兄弟の薬を違う人が外用するのはNGなのに加え、一度かぶれで感作されてしまうと、共通する成分でもかぶれを起こしてしまう皮膚になってしまうため小児の保湿剤選びは大切です。
当院では、年齢に合わせて適切な保湿剤を紹介しております。おすすめの保湿剤も取り扱いもありますので、気になる方は診察時にお尋ねください。