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脂漏性角化症

脂漏性角化症は別名老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)とも呼ばれ、加齢とともに増える皮膚の良性腫瘍です。ウイルス性のイボとは異なり、ヒトにうつることはありませんが、大きくなると洗顔時に引っかかったり、出血することもあるため、そのような場合は治療は保険適応となります。基本的には液体窒素療法を週1回、数回繰り返して治療を行います。

あまりに病変が大きい場合は局所麻酔を行った後に電気焼灼法削りとる治療も行うことがあります。電気焼灼法は、皮膚の下に隠れている部分も除去するため、一時的に皮膚がへこみますが1回の施術で済み、1~2か月でへこみも目立たないようになります。施術後は感染を防ぐために、抗生剤の軟膏を外用する必要があります。

 

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